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医療

「プチ整形」でまさかの失明 「鼻を高く」未承認剤の注射後

《 「プチ整形」でまさかの失明 「鼻を高く」未承認剤の注射後 》

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 注射だけで気軽にできる「プチ整形」の一部で、失明や皮膚の壊死(えし)といった重篤なトラブルが起きている。
 専門医によると、鼻を高くすることなどに使う充塡(じゅうてん)剤(フィラー)が原因だという。詳しい調査はされておらず、現在も使っているクリニックは少なくない。

 近畿地方の大学病院に2014年、体のふらつきと右目の異常を訴える20代の女性が運び込まれた。翌日、目は光を感じなくなり、右眉から鼻にかけて皮膚が壊死した。女性は鼻を高くするため、美容クリニックで鼻の付け根の骨膜付近にフィラーを注射された直後だった。

 検査の結果、フィラーが血管に入って周辺の血流を止めたことが原因と判明。女性は約2週間入院し、ステロイド剤を使って炎症を抑える治療を受けた。だが右目の視力は失われ、顔には大きな傷が残った。

 女性に使われたフィラーは、歯の主成分と同じハイドロキシアパタイトの微細な粒を含んだジェル状の注入剤。国内では未承認だが、顔の整形で一般的に使われているヒアルロン酸より矯正した形が長持ちしやすいとして、数年前から使われ始めた。

 ※ 画像はフリーを使用しています。また記事内容とは直接の関係はありません。
 
(朝日新聞デジタル6月11日;
ソース:http://news.livedoor.com/article/detail/11631105/




【今日の風景】

確か「
古今著聞集」だか「日本霊異記」だったかにあった人魚を食べて若い姿のまま不老不死になる八百比丘尼伝説があったような・・・。

若かりし頃の美しさを維持したいという気持ちと年を取りたくないという気持ちが生み出した相当古い時代(どうも古墳時代より古いようです)の全国にある伝説です。

でも美容整形の極端な例の場合、骨を削って歯を入れ替えて、その上金属部品まで継ぎ足してなんてまるで『人造人間』の世界です。

人間じゃなくなるみたい。

美を求める絶えざる欲望と執念は、古今東西を問わず怪談・怪奇話に繋がっていきます。

今回の記事の内容もそれに近いと思われます。

20年近く前に聞いた『マイケル・ジャクソン』の怪奇(?)話を思い出します。

ご存じの方もたくさんいらっしゃると思いますが、今は亡きマイケルがアメリカのある小さな町でコンサートを開いた時に、歌の間奏の間、得意のダンスをステージいっぱいに披露して最後に大きくターンをしてピタッと止まって見せたら最初は大きな拍手が、途中から悲鳴の入り混じった怒号に変わっていった。

マイケルは、その客席の反応を不思議に思いながらも、改めて歌い始めようとしたとき、どうもいつもと違う違和感を顔に覚えて、左手で顔を撫でると取れっかかって皮だけで顔に繋がっていた鼻が、ポロっとステージの床に落ちた。

それでも歌い始めたマイケルの少し前まで鼻だった空洞からは、ぶくぶくと出る泡に交じって白いプラスティックの塊が飛んで出てきた。

それを見た観客は、一瞬の沈黙の後、更に大きな悲鳴と怒号を上げながら我先へと出口に殺到した。

その時取られたDVDが、公開されることもなく今でもワーナーの倉庫にあるとかないとか。

まあ、過度の美容整形に対する単なる教訓話かも知れませんが・・・。 

 



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がんを消す 「夢の薬」 オプジーボをみんなで使えば国が持たない

がんを消す 「夢の薬」 オプジーボをみんなで使えば国が持たない

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 長寿は万人の夢だった。だから医学の日進月歩も歓迎されたが、がんを消す「夢の薬」が高価なあまり国が亡びてしまっては、元も子もない。 
命をつなぐべき医学が、命を追い詰める現状をレポートする短期集中連載の第1回。今、あるべき死生観を問う対談である。 

 これまでとは違う仕組みでがんを消す“夢の薬”の登場に、今、世の中が沸いている。 
その名はオプジーボ(一般名はニボルマブ)。免疫チェックポイント阻害剤と呼ばれる新しいタイプの分子標的薬で、 
もともと体に備わっている免疫力を利用してがん細胞を消すという。 

 簡単に言うと、仕組みはこうだ。免疫細胞にはがん細胞やウイルスを攻撃するための“アクセル”と、相手が味方だった場合に攻撃を止める“ブレーキ”が備わっている。 
がん細胞は免疫細胞にブレーキをかけさせながら成長するが、オプジーボはそのブレーキを解除し、免疫細胞の攻撃力を取り戻させてくれるのだ。 

2014年9月に発売された際は、皮膚がんの一種である悪性黒色腫(メラノーマ)向けだったが、 
昨年12月、日本人の肺がんの85%を占めるという非小細胞肺がん向けにも保険適用が認められた。 
もうこれで、がんの完治も夢ではない――。世間はそう騒いでいる。 

ところが昨年11月下旬、厚生労働省がオプジーボの肺がんへの使用を了承するのに先立って開催された、日本肺癌学会学術集会のシンポジウムは、 
この“夢の薬”に対し、「今日は気分がよくなる話は一切ありません。会場にお集まりいただいた皆さんは、絶望して帰っていただきたい」という苛烈な言葉で始まった。 
その発言の主こそが、里見清一氏である。“夢の薬”になぜ絶望するのか。 

実は、肺がん患者がオプジーボを使うと、年間3500万円かかる。費用の大半は国庫から供出されるため、“夢の薬”によって国家財政が破綻しかねないのだ。 
桁外れに高価な薬を際限なく使い、そのツケを次世代に負わせていいのだろうか。問われているのは、われわれの死生観かもしれない。 

里見 今日も財務省に呼ばれ、財政制度等審議会の財政制度分科会で、薬価の高騰や肺がん治療のコストについて話をしてきたんです。 

曽野 3500万円かかるお薬について、お役所はどうおっしゃったんですか。 

里見 私がまず話したのはこういうことです。その割合は3割か2割、あるいは1割かもしれませんが、この薬が効く人は確実にいます。 
で、効く人には2週間に1回使うことになっていますが、どこまで続ければよいかという目安はありません。 
体重60キロの人が1年間使うと3500万円かかります。 

曽野 そもそも、今使っている抗がん剤は、あまり効かないんですね。 

里見 はい。完治させることはありません。進行がんの患者さんに使って一定の効果はあっても、数カ月くらいです。 
だから長く使わずにすむということもある。また、抗がん剤の一種の分子標的薬は、どんな患者に使えるかが事前にわかりますが、 
これも治すところまでいきません。一方、オプジーボは効果がある人には確かに効く。 

治るかもしれない。そのかわり、どういう患者に効くか事前に判定できないので、使う患者を選べず、また、いつやめていいかもわかりません。 
肺がんの患者さんは13万人いると言われます。仮に5万人に使ったとして、1年間で1兆7500億円。日本の医療費は2013年度で40兆610億円。 
そのうち薬剤費が約10兆円ですが、そこにポンッと2兆円近くのしかかってきたら、国家財政がもちません。 

■費用はほとんど国が負担 

里見 高齢になるとがんが増え、われわれが診ている肺がん患者さんも、75歳ぐらいが平均的です。 
みなさん、75歳や80歳になっても、長生きしたいとおっしゃるので、年間3500万円かかる薬を使います。 

誰に効くかわからないので、患者さんが使ってほしいと言う以上、使わざるをえません。高額療養費制度があるので、費用はほとんど国が負担します。 
使った患者さんの最高齢は100歳だそうですが、100歳の人を101歳にするために、国が3500万円を支払う。人類史上、こんな贅沢があったでしょうか。
 
(デイリー新潮より抜粋;
ソース:http://www.dailyshincho.jp/article/2016/05160300/?all=1






【今日の風景】

原文は、ソース元をご覧下さい、読むと目が点になります。

オプジーボについてご存じない方は拙過去記事をご覧下さい。
※ 参考 拙記事『夢のがん特効薬「オプジーボ」はこんなに効く!

曽野綾子先生と里見医師の主張は、はっきりと間違っています。

特に「お国に迷惑をかけてはいけない」というセリフは、現代国家の行政制度に対する冒涜です。

国民が、国民の作り上げた制度を利用することを否定すれば、誰の何のための制度なのでしょうか?

また、老齢者の生きる意欲を否定するならどうして自分から率先して死を選ばないのか?

キリスト教徒だから自分は自殺することは出来ないというのは理由になりません。

それなら他者にそれを強要すること自体、不合理で理不尽な考えです。

前にも申し上げましたが、生きたいという意欲は人としての生活全般の根底にある活力の源です。

また、薬の値段にしても自由経済の根幹原理で需要が増加すれば供給も増加し、当然価格も安くなります。

薬品メーカーがあまり安くしないのなら、法律でそれを規制することも出来ます(どういう訳かアメリカではあまりそういう規制が少ないようですが)。

どうして薬の価格が高いからもっと安くしないとダメだという主張にならないのかが不思議です。

自分は宗教上の理由で死を選ぶことは出来ないが、私以外の他の人はじじぃ・ばばぁになれば死ぬ義務があるという主張にどれほどの人が賛同するでしょうか。





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60歳代の認知症はほんとうに減っているか?

60歳代の認知症はほんとうに減っているか?
 
先進国の多くは、未曾有の超高齢社会に直面しつつある。(我が国は、既に65歳以上人口が全人口の21%を大きく超えているので「超高齢社会」である。)
なかでも最も懸念されているのが、認知症の増加だ。
例えば長期間同じ地域の疾病を調査している久山町コホート研究(※)は、高齢者の半分以上がいつかは認知症にかかる可能性があることを警告している。
このような統計を見ると、高齢者の増加により認知症が増えるという単純な関係だけではなく、認知症自体の発症率が上昇しているのではと心配する。

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しかし、発症率を過去と現在で比べる時に注意しなければならないことがある。
医学の進歩で診断技術が進むと、病気の診断率(発見率)が上昇することだ
従って、もし疾患発症率を過去と現在で正確に比べたい場合、同じ診断基準を用いる必要があるが、わざわざ古い診断法を適用することは実際には簡単ではない。

これをあえて行ったのが今日紹介するMRC(英国医学研究会議)所属の生物統計局からの論文で、4月19日号「Nature Communication」(NATURE COMMUNICATIONS | DOI: 10.1038/ncomms11398)に掲載された。
タイトルは「A two decade dementia incidence comparison from cognitive function and ageing studies I and II(認知機能と高齢化研究I及びIIからわかる認知症の発症率の20年間の変化)」だ。

研究では、1990-1993年、及び2008-2011年にそれぞれ約5,000人規模で65歳以上の高齢者を同じ診断方法を用いて診察し、認知症の有無を診断、発症率調査を行っている。
さらに、診断後2年間の経過観察を行い、診断の正確を期している。
このように、20年後も経った後、過去の調査とほぼ同じ診断方法を採用しているところがこの研究のミソだ

結果は、生活習慣の変化で認知症の発症率が上昇しているのではないかという予想に反し、過去20年間で認知症の発症率は65歳からのあらゆる年齢層で低下しており、全体ではほぼ20%の低下がみられるという結果だ
特に驚くのは、80歳以上の男性では40%と著しく低下している点だ。
一方、女性では全年齢層で程度は5%程度だが、ほとんどの年齢層で低下している
80-85歳の女性のように発症率がすこし上昇した群も確かに存在するが、結論的には20年を経て、認知症の発症率は着実に低下していると言ってよさそうだ
もちろん高齢者の増加により、認知症の絶対数は上昇していることは間違いなく、それに備える必要はある。
しかし今日紹介した論文は、認知症の発症を劇的に抑えることが可能であることを示している

久山町コホート研究(※)などを見ていると、この結果を我が国に当てはめられるかどうか分からない。
ただ発症率を計算する時、できるだけ診断ミスのないよう、最新の診断法を用いて統計を取りたいと思うのは医師(研究者)として当たり前のことだ。
しかし、この結果、過去の研究との比較が難しくなることは心する必要がある。

認知症でも、高血圧などの生活習慣病でも、10年単位で発症率の変化を見たいと思う場合、最新の診断方法とともに、過去の診断基準も採用して研究を行う注意深さが必要だろう。

詳細は省くが、この研究にも方法上の問題が存在する。
従って、同じような調査がもう一度行われるまで、この結果をそのまま鵜呑みにするわけにはいかないだろう。
もし他の研究でも同じ傾向が確認されたら、この20年に起こった生活の変化が、間違いなく男性の認知症の発症率を抑えることに寄与したことになり、その要因を明らかにすることで、有効な認知症対策を発見できることになる。
我が国でも同様の研究が行われることを是非期待したい

しかし、新しい調査に当たって古い診断基準をそのまま採用する研究計画能力には脱帽だ。
 
西川伸一 NPO法人オール・アバウト・サイエンスジャパン代表理事4月22日;
ソース: http://bylines.news.yahoo.co.jp/nishikawashinichi/20160422-00056895/




【今日の風景】

興味深い問題でもあり、意外なくらい大きな問題にも関わらず、日本の専門家のほとんどが研究対象にすらしていないことが分かって驚いている懐古堂です。

どういうことかと言いますと、記事にある通りほんとうに60歳代以上の認知症が5年前、10年前に較べて発症率として減っているのかが日本では分かっていないということです。

想像では、認知症の原因がある程度分かってきている以上、対策をいろいろ行っていますから減っているはずなのは予想できます。

今後更に認知症の発症対策は増えるはずですから、発症率は更に減るはずです。

でも肝心の発症率が、減っているのかどうかの客観的統計が日本のどこにもない(久山町コホート研究という九州大学の局所的研究があるだけ)ようです。

一般化できる統計がないのにどうやって2025年問題など未来の推計を導き出したのでしょうか?

ある資料によると認知症患者は10年後には730万人に増え、65歳以上の5人に1人は認知症になるとか(※)。
※『65歳以上の認知症は10年後に730万人に増加 5人に1人が認知症に』保健指導リソースガイド

福岡県糟屋郡にある山に囲まれたのどかな人口7692人の久山町の研究結果を元にしている数字です。

8千人足らずの町の数字を日本全体に当てはめて「厚生労働省の研究班」がそう結論を出しているようです。

いくらお役所仕事でもこれはひどい・・・。

ヘタをすると15%くらいは軽く誤差が出ることになります。

以前私は大学の経済学部の悪口をたくさん言いましたが、これでは医学部も推計学の基本の基本も出来ていないことになります。

医学部に疫学という学問がある以上は、当然知っているはずですが・・・。

それとも役所の問題なのでしょうか?

認知症が15%減れば軽く1兆円くらいは、医療費が大幅に減り、国家予算の軽減になるのに。

そうなると都合が悪くなる人でもいるのでしょうか?

 


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