「生活費世界一」はシンガポール、2015年ランキング大きく変化
為替相場の激しい上下動やインフレスパイラル、物価の急落などが、世界の生活費ランキングに変動をもたらしているとする年次調査結果が10日、発表された。ランキングでは、東京の順位が下がり、上海(Shanghai)が急浮上した。英経済誌「エコノミスト(Economist)」の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」がまとめた生活費指数によると、政情不安と世界経済の変動によって同ランキングが激しく入れ替わった。調査対象の133都市のうち、昨年と同じ順位にとどまったのは8都市のみだった。常に物価が高い日本の首都東京は、過去20年間ほとんど常に同ランキングの首位に立っていたが、大幅な円安により一気に順位を下げた。東京は今回、世界ランキング11位で上海と同じ物価水準となった。その上海ではここ最近の物価高騰が消費者の懐を直撃している。またブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)は、通貨レアルの急落により相対的に生活費が下がったことを受け、順位を52ランク下げ113位だった。EIU編集者のジョン・コープステーク(Jon Copestake)氏は、調査に関わった約17年間のうち、2015年ほど変動が大きかった年はないと述べ、物価下落がデフレ圧力を招いた国々がある一方で、下落が原因で通貨安を招きインフレスパイラルに陥った国々もあったと説明している。アジアの複数の都市では、一般的な食料品価格が上昇傾向にあり、日常の食費は韓国ソウル(Seoul)が最も高かった。また欧州の都市では娯楽費が高い傾向があった。EIUによる世界の生活費ランキング上位10か国は以下のとおり。1 – シンガポール2 – スイス・チューリヒ(Zurich)、香港(Hong Kong)4 – スイス・ジュネーブ(Geneva)5 – 仏パリ(Paris)6 – 英ロンドン(London)7 – 米ニューヨーク(New York)8 – デンマーク・コペンハーゲン(Copenhagen)、韓国ソウル、米ロサンゼルス(Los Angeles)
(AFP3月11日抜粋;ソース:http://www.afpbb.com/articles/-/3080034)
【今日の風景】
こんばんは、生産性の低下に歯止めがかからない懐古堂です。
生活費のお話。
大都市の東京・大阪・名古屋はもっと安くても当たり前です。
理由は日本の最低賃金が、他の先進国に較べて信じられないくらい低いから。
※参考『国連が衝撃発表!国連「日本の最低賃金は先進国最低。生存基準を下回っている」フランスの最低賃金は9.43ユーロ(約1311円)』
国連が生存基準を下回るくらいという最低賃金で働かされている人達って・・・。
今の日本人の何割かがいくら働いても生活出来ない、生きていけないということです。
もはや日本は、賃金では開発途上国です。
そのくせ税金だけは先進国以上。
年金世代も後10年たったときに、果たして年金だけで生活できるかどうか怪しいものです。
今日は東日本大震災後五年目の『3.11』、まだ故郷に帰れない人達もたくさんいると聞きます。
もう少し代議士達には給料に見合う仕事をしてもらわないと亡くなった人達が浮かばれません。
そのせいか、震災地での怪談話がインターネット上で以前にも増して多くなってきています。
※『被災地でいまだ囁かれる心霊現象、ほんとうにあった震災での怖い話』
合掌。
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