長期の避難生活 健康被害を防ぐには
 
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14日夜起きた熊本地震では、多くの人が避難生活を余儀なくされている。
インフラ被害の状況、さらには今後の余震の規模や発生頻度によっては、避難生活は予想外の長期に及ぶ可能性がある。避難中の2次的健康被害を防ぐ方法をまとめた。
 
◇狭い場所で長時間の同じ姿勢をとらない

 まず気をつけたいのはエコノミークラス症候群だ。医学的には「静脈血栓塞栓(そくせん)症」という。
飛行機のエコノミークラス座席のような狭いところに、長時間体を動かさずにいることで、足の深部にある静脈の血流が悪くなり、血のかたまり(深部静脈血栓)が生じる。それが血流に乗って肺に運ばれ、肺の血管を塞ぐことで起きる。
厚生労働省によると、初期症状は太ももから下の脚が赤くなる、むくむ、痛むなどで、この時点で医療機関を受診しなければならない。進行すると胸の痛み、呼吸困難、失神などが生じ、死に至ることがある。
かかりやすいのは高齢者のほか▽下肢静脈瘤(りゅう)▽がん▽骨折などのけが▽糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病--に現在罹患(りかん)している人、過去にエコノミークラス症候群や脳梗塞(こうそく)、心筋梗塞などを患ったことのある人、妊娠中や出産直後の女性、経口避妊薬(ピル)を使っている人などだ

 狭い車の中で寝泊まりすると発症しやすいが、新潟大学などの調査では、新潟県中越沖地震(2007年)で避難所生活を送っていた被災者にも症状が確認されており、避難所でも車中泊と同様に注意が必要だ。

 厚労省が勧める予防法は、長時間同じ姿勢を取らない▽1時間に1度はかかとの上下運動(20~30回)をする、歩く(3~5分)などの足の運動をする▽血液が濃縮されないよう定期的に水分補給する▽時々深呼吸する--などがある

 ◇東日本大震災では1週間後から感染症流行

 15年9月の関東・東北豪雨の際、国立感染症研究所は以下に示す6種類の「注意すべき感染症」を示した。災害の種類を問わず、多くの人が共同生活をする避難所では衛生状態が悪化しやすく、たびたび感染症の流行が起き、東日本大震災では避難生活で体力が低下する震災1週間後から感染症が増えてきた、との指摘もある。

<関東・東北豪雨の際に挙げられた「注意すべき感染症」>

・急性呼吸器感染症(さまざまなウイルスで呼吸器に疾患)

・急性胃腸炎・急性下痢(腹痛や嘔吐<おうと>、発熱、下痢など)

・レジオネラ症(肺炎や発熱など)

・レプトスピラ症(発熱、悪寒、頭痛など)

・破傷風(全身がけいれんし呼吸困難に)

・麻疹(はしか、高熱や発疹など)

 レジオネラ症は泥に含まれるレジオネラ菌を粉じんと一緒に吸い込むなどして起き、破傷風はけがの傷口から破傷風菌が体内に入って感染する。ネズミなど動物の尿に含まれた細菌が、水や土を通じてヒトに感染するレプトスピラ症は、頭痛や発熱が起き死に至ることもある危険な感染症だが、初期症状は風邪に似ており気づくのが遅れることがある。
いずれもマスクを着用し、裸足で屋外を歩いたり、素手で作業をしないこと、手洗いの励行や傷口の保護、消毒に気をつけることなどが対策になる

 風邪、肺炎、インフルエンザなどの急性呼吸器感染症は、過密状態の避難所では大流行を起こしやすい。
流水での手洗いが重要だが、ため水しかない場合でも一度おけなどに水をくんで、流しながら手を洗うことで効果を高めることができる。マスクの着用も大切だ

 一般に「食中毒」と言われる急性胃腸炎や急性下痢の予防には、手洗い励行▽生食は避ける▽食べ物を常温で長く保存しない▽食べ残しは保存せずに捨てる--を徹底する
食事や調理の前には、せっけんと流水で手を洗うか、ウエットティッシュや手指用のアルコール消毒剤を使う。おにぎりは素手で作らないことも、効果の高い予防法だ

 ◇脱水症 トイレの我慢はしないこと

 断水が続くとトイレの衛生状態が悪化することが多い。トイレに立つことを我慢するために水分を控えて脱水を起こす人が、過去の被災地でもたびたび見られた。普段よりこまめな水分補給を意識し、トイレに行くことも我慢しないのが大切だ

 飲むのは水でもいいが、手に入れば経口補水液(飲む点滴)や、水でスポーツドリンクを薄めたものを飲むとよりいいだろう。少量を口に含み、口の中をしめらせておけば乾燥予防にもなる
 
(毎日新聞 4月15日;
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160415-00000065-mai-soci





【今日の風景2】

関西の震災以来、ビンボな懐古堂の家でもさすがに防災キットは準備するようになりました。

懐中電灯(充電式)と簡易発電機(手回しのヤツ)、簡易ヘルメット、小型携帯ラジオ、カンパン・缶詰めなどの非常食(3日分、約1.5年くらいで入れ替えています)、缶切り、小型ナイフ、タオル数本、日本手ぬぐい数本、2Lペットボトルの水2本(日常飲料として常備)そして念のためにろうそくとマッチも(仏壇から借用)。

薬は従来の救急箱の中の一揃い。

これに記事の内容からするとマスクと作業用手袋(軍手)5セットを加えることにします。

自然災害の多い日本ではもう、当たり前の常備品になりつつあるのかも知れません。

ただ家だけは、特に古い木造家屋については出来る限り免震・耐震の工事をする必要がありそうです。

マンションなどの集合住宅?

さてどうしたものやら・・・。

年を取ってからも様々な心配が降ってきます。


 


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