塩野義製薬はインフルエンザを1日で治療できる世界初の新薬を2018年にも国内で実用化する。従来の薬はインフルエンザウイルスの増殖そのものを止める効果がないが、新薬はウイルスの増殖を抑えて死滅させる仕組み。塩野義の新薬は喉や鼻から人体に入ったウイルスが増殖するときに使う酵素の働きを邪魔する。ウイルスは増殖できず、そのまま死滅する。飲み薬として従来品と全く違う仕組みで効く。インフルエンザ治療薬は現在、スイス大手のロシュが販売する「タミフル」などがある。だがタミフルはウイルスの増殖そのものを止める効果はなく、服用を5日間程度続ける必要があり、患者の負担が重かった。塩野義は健康な人に投与し、安全性を確認する初期段階の臨床試験(治験)を国内で実施した。インフルエンザ患者が増える11月以降、数百人規模の患者を対象にした第2段階の治験を始め、効き目を確認する。厚労省は画期的な新薬の早期の実用化を促す「先駆け審査指定制度」で、同社の新薬をこのほど指定した。厚労省から製造販売承認が得られれば18年にも発売する。(日本経済新聞10月30日抜粋)
【今日の風景】
インフルエンザと風邪の区別がいまだにできない。
しらべても、もうひとつよく分からん。
しかし一日で治るというのはすごい。
確か、毎年インフルエンザで亡くなる人がけっこういたはず。
むむぅ。
齢をとると朝、鼻水やら目やにやら、これを治す薬がほしい。
寒くなるとよけいにひどくなる。
目の前のネコも鼻水を垂らして居眠りしてる。
※画像はフリーを使用しています。