政府の南極地域観測統合推進本部は9日、東京都内で総会を開き、南極に日本の新基地を建設することを含む来年度から6年間の観測計画を決定した。

 計画は、地球規模の環境異変を調べることを目指す。

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 新基地では、欧州が2004年に南極で入手した最古の氷(約80万年前)よりも古い氷の掘削に挑む。
 
 南極では、降り積もった雪が重みで固まって氷床(ひょうしょう)を造る。雪と一緒に閉じ込められた空気は、過去の気温や大気の成分濃度などを知る「タイムカプセル」になると期待される。
 計画によると、来年度から内陸部の「ドームふじ基地」近くで新基地建設の準備を進める。実際の掘削は22年度以降になる見通し。

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 地球は過去に何度か地磁気の南北の磁極が入れ替わっており、最後は78万年前。それ以前の氷を採取できれば、地磁気の逆転が地球の環境に与えた影響も探ることができる。

 また、計画には昭和基地に設置が完了した上空約500キロまで観測できる大型大気レーダー(PANSY)の通年観測開始や、氷床が海に押し出された東南極の棚氷の融解について観測船「しらせ」による実態調査なども盛り込まれた。

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( 毎日新聞11月10日抜粋;
ソース:http://mainichi.jp/shimen/news/20151110ddm012040070000c.html



【今日の風景】

南極、南極。

故西堀栄三郎氏をつい思い浮かべます。

知ってる人はよく知ってる、すごいじじぃでした。 

第一次南極越冬隊長。

お友達は、桑原武夫氏(私世界で一番尊敬してます)や今西錦司氏他多数。

ダッチワイフ他いろんな変なものの発明者。

『雪山讃歌』の作詞者。

でも専門は、無機化学。 

それにしても南極では表向きやってない事が多すぎる。 

世界最大の鉱物資源埋蔵地。

世界最大の隕石集積地。

寒冷気候と深度3000mの氷層を利用した世界有数のコンピュータデータセンターの建設。

廃却ウラン・プルトニウム等の集積地候補。

宇宙エレベーターの建設候補地。

まだまだある。

既に一部はロシア隊とEU隊が始めてる(アメリカは当然)。

日本はどうするんでしょうか? 

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※画像はフリーを使用しています。


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